について、同人の谷口哲郎さんがミクシで展開している、前にも記したが。
廿楽さんや森川もコメントをし、かなり混乱しているが、面白い。
ミクシに入っている人はぜひご覧ください。
2008年9月29日月曜日
2008年9月28日日曜日
2008年9月27日土曜日
2008年9月25日木曜日
「あんど」9号
あんど出版より「あんど」9号刊行しました。
あんど 第9号 目次
特集 詩は今を問えるか―無をめぐる冒険
座談会 詩は今を問えるか―無をめぐる冒険
浜田 優・廿楽 順治・湯川 紅実・森川 雅美
詩 A DAY IN THE LIFE°―だれよりも美しい花であったプイグに捧ぐ
田中 宏輔
散文 「無」ではいけないのか 渡辺 玄英
悲しめること 斎藤 恵子
エレファント・ストーンを手の中に 岸田 将幸
(東北道から) 中尾 太一
詩よ、ことばにならないで 文月 悠光
無を克服するために無に向きあうこと 森川 雅美
「虚」への拒否 作田 教子
作品 毒を作用する 湯川 紅実
飛べない時代の言葉から 前田 利夫
(陽が差す樹木の陰の) 森川 雅美
遠景 作田 教子
____________________________________________________________________________________________________
あんど 第9号 目次
特集 詩は今を問えるか―無をめぐる冒険
座談会 詩は今を問えるか―無をめぐる冒険
浜田 優・廿楽 順治・湯川 紅実・森川 雅美
詩 A DAY IN THE LIFE°―だれよりも美しい花であったプイグに捧ぐ
田中 宏輔
散文 「無」ではいけないのか 渡辺 玄英
悲しめること 斎藤 恵子
エレファント・ストーンを手の中に 岸田 将幸
(東北道から) 中尾 太一
詩よ、ことばにならないで 文月 悠光
無を克服するために無に向きあうこと 森川 雅美
「虚」への拒否 作田 教子
作品 毒を作用する 湯川 紅実
飛べない時代の言葉から 前田 利夫
(陽が差す樹木の陰の) 森川 雅美
遠景 作田 教子
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「首都の水名」訂正
少し前に書いた日記で、三橋聡の詩を手帖の先月号に引用した、と書いてしまいましたが、これは間違いでした。少しぼけてます。これは次の10月号の原稿のことでした。
ということで、10月号の手帖、読んでください。
手帖の連載もあと2回です。次回はまた「なつメロ」風に70年代末の詩人・園下勘治に言及しようかと考えています(もっとも、この人のことはよく知らないのですが)。
で、最後の12月号は今年の詩集について書かなければいけません。少し気が早いですが、今年の詩集でおすすめがあったら教えてください。実は今年、あまり詩集を読んでいないのです。
ということで、10月号の手帖、読んでください。
手帖の連載もあと2回です。次回はまた「なつメロ」風に70年代末の詩人・園下勘治に言及しようかと考えています(もっとも、この人のことはよく知らないのですが)。
で、最後の12月号は今年の詩集について書かなければいけません。少し気が早いですが、今年の詩集でおすすめがあったら教えてください。実は今年、あまり詩集を読んでいないのです。
2008年9月24日水曜日
2008年9月23日火曜日
2008年9月22日月曜日
首都の水名を
先月の手帖で三橋聡のことを書いた。今から読むと少し古めかしい詩かもしれないし、妙に素直に見えるかもしれない。手帖には、『アルルカンの挨拶』の冒頭の詩篇を引用したけれど、本当はもう少し引用したかった。1977年の発行。当時17歳だったが、その頃読んでいたらもっと夢中になったかもしれない。
ということで、とりあえず一編引用させてください。青春はこうでなくっちゃ。
首都の水名を
三橋聡
なぜ僕は水しぶきをあげてまでもあの柵のむこうに行こうと
したのだろうか
その日も父は土を信じてすばらしい恐怖のように汗をおとし
た クレヨンが夕焼けに溶けて僕の瞼に影絵をつくっていた
上衣はいつものように椅子にかかっていたが、その時すで
に父はいなかったのかも知れない
ひとつの地名だけをその余白にかきこんで夏はもう瞼を閉じ
てしまったよ
収穫にゆれる午後 舟足につらい秋唄をききながら 僕は坂
道をその角度の異和のなかでおりている 不思議に人に出会
っていない そのまま歩くことが唯一の姿勢だったのである
ある時期をすぎると物はその形を失いはじめる 足音だって
美しく散ってゆく
わずかに残された言葉で僕は水を飲んだ からだをひくと
水面には老いた柵がフォーカスのようにうかびはじめる 僕
は手をふった
それが物語の入口であったとしても
ただ世界をうらがえしたにすぎない土から離れて 今 ゆら
ゆらと海草のように佇ちつくし空をいくあめあしをみつめて
いる青年よ
淀む視界をうってこの首都につけられるべき
水名を記憶せよ
ということで、とりあえず一編引用させてください。青春はこうでなくっちゃ。
首都の水名を
三橋聡
なぜ僕は水しぶきをあげてまでもあの柵のむこうに行こうと
したのだろうか
その日も父は土を信じてすばらしい恐怖のように汗をおとし
た クレヨンが夕焼けに溶けて僕の瞼に影絵をつくっていた
上衣はいつものように椅子にかかっていたが、その時すで
に父はいなかったのかも知れない
ひとつの地名だけをその余白にかきこんで夏はもう瞼を閉じ
てしまったよ
収穫にゆれる午後 舟足につらい秋唄をききながら 僕は坂
道をその角度の異和のなかでおりている 不思議に人に出会
っていない そのまま歩くことが唯一の姿勢だったのである
ある時期をすぎると物はその形を失いはじめる 足音だって
美しく散ってゆく
わずかに残された言葉で僕は水を飲んだ からだをひくと
水面には老いた柵がフォーカスのようにうかびはじめる 僕
は手をふった
それが物語の入口であったとしても
ただ世界をうらがえしたにすぎない土から離れて 今 ゆら
ゆらと海草のように佇ちつくし空をいくあめあしをみつめて
いる青年よ
淀む視界をうってこの首都につけられるべき
水名を記憶せよ
2008年9月20日土曜日
告知 クロコダイル朗読会
第14回クロコダイル朗読会 劇場ポエジア!
2008-10-05 (日) 12時30会場 13時開演
2000円 開催場所 原宿クロコダイル 渋谷駅より徒歩10分
毎年恒例のクロコダイル朗読会です。
トーク:河津聖恵、田口犬男、奥津ゆかり
朗読:河津聖恵、田口犬男、奥津ゆかり、新井高子、柴田千晶(藤原龍一郎)、渡辺めぐみ、武田朔歩、筏丸けいこ、浜江順子、森川雅美
http://www.music.co.jp/~croco/index2.html
森川は、『山越』の最後の部分を読みます。即興詩もやります。
お時間のある方はお越しいただければ幸いです。
2008-10-05 (日) 12時30会場 13時開演
2000円 開催場所 原宿クロコダイル 渋谷駅より徒歩10分
毎年恒例のクロコダイル朗読会です。
トーク:河津聖恵、田口犬男、奥津ゆかり
朗読:河津聖恵、田口犬男、奥津ゆかり、新井高子、柴田千晶(藤原龍一郎)、渡辺めぐみ、武田朔歩、筏丸けいこ、浜江順子、森川雅美
http://www.music.co.jp/~croco/index2.html
森川は、『山越』の最後の部分を読みます。即興詩もやります。
お時間のある方はお越しいただければ幸いです。
後ろ向きが前向きを含意する場合も
80年代詩を振り返ることが可能になるのは、後ろ向きであるかに見えて前向きの何かが含まれているということが確信されるからですね。それを探す作業だろうと思います。そうでなければ、振り返ることはナンセスということになります。私も振り返るなら年鑑が必要だと思っていました。年鑑はこういうときに有効ですね。いくつか私なりに材料を見つけております。読むしかないと思います。そして空気を思い出せるなら思い出す。具体的な風景が浮かぶならそれをたよりに進む。そして、それらを支えた言葉とそうでない言葉を読み分けなければいけないでしょうね。たくさん読まなければいけないでしょうね。
森川さん、廿楽さん、ここから何か掘り出したいものです。
森川さん、廿楽さん、ここから何か掘り出したいものです。
2008年9月18日木曜日
2008年9月17日水曜日
2008年9月16日火曜日
2008年9月15日月曜日
なんちゃって、朗読3
昨日の「なんちゃって、朗読」だけれど、単調なのでとりあえずエコーをかけて、2回リピートするように変える。ちょっと気持ち悪い。
http://shurandx.web.fc2.com/dojin_works/tsuzura_guden2.mp3
http://shurandx.web.fc2.com/dojin_works/tsuzura_guden2.mp3
なんちゃって、朗読2
もひとつ、おまけ。
しかし、声音を変えてみるものの、単調であるのはさけられない。やっぱり使えないか…。
アップしたのは新作の詩「具伝」(次号の「ウルトラ」に掲載されるものです。でも朗読用に一部言葉を換えています)。
http://shurandx.web.fc2.com/dojin_works/tsuzura_guden.mp3
※ダウンロードの仕方:上記のリンクにカーソルを合わせ、右クリックして「対象をファイルに保存する」を選択、任意のフォルダにダウンロードしてください。
しかし、声音を変えてみるものの、単調であるのはさけられない。やっぱり使えないか…。
アップしたのは新作の詩「具伝」(次号の「ウルトラ」に掲載されるものです。でも朗読用に一部言葉を換えています)。
http://shurandx.web.fc2.com/dojin_works/tsuzura_guden.mp3
※ダウンロードの仕方:上記のリンクにカーソルを合わせ、右クリックして「対象をファイルに保存する」を選択、任意のフォルダにダウンロードしてください。
なんちゃって、朗読
少し前に、岩佐なをさんから、『響音遊戯 爪物語』(七月堂)というCDと詩集『狐乃狸草子』(七月堂)を送っていただいた。で、失礼な話だが、今晩、遅まきながら聴いた。
なかなかよい。
実は詩の朗読はするのも(一度もしたことないが)、聴くのも苦手で、ちょっと敬遠していたのである。
でも、これはよかった。かっこいい。朗読する男女の声と音響効果、音楽が合っていて、気持ちいい。
声、というのも悪くはない。でも、芸能の声のように、異界から響いてくるようでなければ、ほんとうはだめなのではないか。常人とはちがう高音域や声の質をもつ、そういう異界の手続きのためにボイストレーニングというのをするのだろう。
自分ではそれは無理だが、ソフト的にやってみよう、ということで、新作の詩をPCで音声読み上げ処理してみた。アクセントが茨城型の、聴きようによっては寺山修司みたいな感じの出来になっている。もし朗読をやれ、と言われたらこれでごまかそうかしらん。
興味のある人は、こちらでダウンロードしてください。
新作の詩「へこたれる」
http://shurandx.web.fc2.com/dojin_works/tsuzura_hekotareru.mp3
※ダウンロードの仕方:上記のリンクにカーソルを合わせ、右クリックして「対象をファイルに保存する」を選択、任意のフォルダにダウンロードしてください。
なかなかよい。
実は詩の朗読はするのも(一度もしたことないが)、聴くのも苦手で、ちょっと敬遠していたのである。
でも、これはよかった。かっこいい。朗読する男女の声と音響効果、音楽が合っていて、気持ちいい。
声、というのも悪くはない。でも、芸能の声のように、異界から響いてくるようでなければ、ほんとうはだめなのではないか。常人とはちがう高音域や声の質をもつ、そういう異界の手続きのためにボイストレーニングというのをするのだろう。
自分ではそれは無理だが、ソフト的にやってみよう、ということで、新作の詩をPCで音声読み上げ処理してみた。アクセントが茨城型の、聴きようによっては寺山修司みたいな感じの出来になっている。もし朗読をやれ、と言われたらこれでごまかそうかしらん。
興味のある人は、こちらでダウンロードしてください。
新作の詩「へこたれる」
http://shurandx.web.fc2.com/dojin_works/tsuzura_hekotareru.mp3
※ダウンロードの仕方:上記のリンクにカーソルを合わせ、右クリックして「対象をファイルに保存する」を選択、任意のフォルダにダウンロードしてください。
2008年9月14日日曜日
2008年9月13日土曜日
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