「酒乱」日記
2008年9月13日土曜日
昭和詩風3
黄浦江
水にも、それぞれに色があるのだ。
わたしたちの言葉は、通じない。
黄浦江沿いの茶色い眺めにも飽きた。
「おまえは何処から来たか」
水の色が、もうひとつの水を拒んでいる。
黄浦江が終わる辺り、
鏡のように遠くバンドの蜃気楼が、立つ。
その先こそが、わたしたちの水の終わり。
長江が出現すると、
見たこともない、深い灰色が切り込んでくるのだ。
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