2008年10月1日水曜日

石原吉郎はいやなやつ

石原吉郎はびんぼうな詩を書きました
ことばが
びんぼうなのです
ぼうをのんで
突っ立っているような詩です
晩年をせめるひとが多いようですが
よくみれば
さいしょからさいごまでまずしかった
そこは
ちっともかわってないように思えます
傘をさしたり
満月になったり
まるくてうすいもののことを書きました
それをだれも読まない
ことばのびんぼうがみんなきらいなのです
声を
どうしてそんなにだいじにするのか
みじかいのでも
省略するのでもない
電気釜を
世界のおわりにのぞき
豆腐を髪の毛でふたつにわける
それだけです
とらわれていたときにはろしあ語で話していました
びんぼうで
ちいさなちんぽこでした
ながぐつをはいて
べらべらしゃべるやつらに詩はやってこない
(ことばなんか信じてどうする)
書くこと
をどうやって切腹につなげるか
石原吉郎は
ほんとうにびんぼうな詩を書きました

※う~ん、松下育男さんのぱくりですね。

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