石原吉郎はびんぼうな詩を書きました
ことばが
びんぼうなのです
ぼうをのんで
突っ立っているような詩です
晩年をせめるひとが多いようですが
よくみれば
さいしょからさいごまでまずしかった
そこは
ちっともかわってないように思えます
傘をさしたり
満月になったり
まるくてうすいもののことを書きました
それをだれも読まない
ことばのびんぼうがみんなきらいなのです
声を
どうしてそんなにだいじにするのか
みじかいのでも
省略するのでもない
電気釜を
世界のおわりにのぞき
豆腐を髪の毛でふたつにわける
それだけです
とらわれていたときにはろしあ語で話していました
びんぼうで
ちいさなちんぽこでした
ながぐつをはいて
べらべらしゃべるやつらに詩はやってこない
(ことばなんか信じてどうする)
書くこと
をどうやって切腹につなげるか
石原吉郎は
ほんとうにびんぼうな詩を書きました
※う~ん、松下育男さんのぱくりですね。
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